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先日のNurエンジン製作状況の続きです!


メタルヘッドガスケットを組んでシリンダーヘッドをシリンダーブロックに載せました。

バルブクリアランス調整


バルブクリアランスとは、カムシャフトがバルブを押し下げていない時のカムシャフトとバルブの隙間の事です。
この隙間が適正で均一で無いと、バルブタイミング(バルブの開き始めや、閉じ終わりの位置)がバラバラになってしまったり、隙間が広過ぎる場合には異音が出てしまったりします。

今回このエンジンにはインテーク、エキゾースト、共に作用角(カムシャフトがバルブを開き始めてから閉じ終わるまでの角度)262°リフト(カムシャフトがバルブを押し下げ始めてから一番押し下げる間の距離)9.1mmのRH9オリジナルカムシャフトを取り付けます。
Nurエンジンにはノーマルカムシャフトが付いていて、このクリアランス(隙間)はメーカーで調整してありますが、カムシャフトをノーマルではない物に交換するのでこの作業が必要になります。



このシム(手に持っている物)が間に挟まっていて、この厚みを変える事で隙間を調整します。





トラスト調整式カムスプロケット、トラスト強化タイミングベルトを組み付けました。

ここからバルブタイミング(バルブの開き始めや、閉じ終わりの位置)を調整、確認するんですが、まず正確なピストンの位置を確認します。(バルブタイミングはバルブ開度に対してのピストン位置で見ていく為)




バルブタイミングを調整、確認します。


ここでのバルブタイミングはあくまで暫定的なものです、最終的なバルブタイミングはセッティング時にエンジンの出力特性を見ながら適正な位置に決めていきます。

エンジン単体完成です!


この後、タービン、サージタンク廻りを組んで行きますがそちらの進み具合はまたご紹介します。
ちなみにタービンはHKS GT2530ツインで~す
(^^)v
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