[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回は榎本様ステージア260RS号の製作状況その2です!
RB26改 HKS 2.8ℓ KIT STEP2組み付けです。
まずはHPにもありましたが、新井メカが入念にジャーナル部をラッピングしましたクランクシャフトを組み付けます!
今回クランクシャフトの締め付けにはノーマルのボルトで締め付けるタイプではなく、スタッドボルト(両端にネジの切ってあるボルト)をシリンダーブロックに植え込み、ナットで締め付けるタイプを使用します。
ボルトタイプのデメリット
①通常のボルトをシリンダーブロックのネジ穴へ締め込むと、ボルトに掛かる応力をネジの先端の少ない部分だけで受け止めなければならない。
②クランクシャフトの高回転の振動やシリンダーブロックの歪みなどから緩み易い。
③ノーマルボルトの強度的な弱さ。
などのデメリットを解消出来る上に締め付けトルクの均一化などのメリットもある事からスタッドボルトタイプにしています。
※ある程度のパワー、トルク、回転、までは強化のボルトタイプでも対応できます。
前回の記事で入荷待ちでした、ニスモのメタルが入荷しました。(半月の形の物がメタルです)
各部の測定によってメタルの厚さを決め、クリアランス(隙間)を調整します。
各部実測によって求めたクリアランスは間違いないのですがさらに確認の為、プラスチゲージでもクリアランスを測定します。
※プラスチゲージとは、メタルとクランクシャフトの間に、やわらかくて潰れるい細~い棒を挟み込んで締め込みます。そして実際にプラスチゲージが潰れて広がった幅を隙間の換算値に照らし合わせて測定します。
このように潰れて広がります、この幅によってどれ位のクリアランスなのか解ります。
※1点でだけの測定なので、あくまで目安と確認の為の測定です。
測定終了です、RB26の場合、今までの経験と結果から7箇所全て均一のクリアランスにはしていません。
ここがメタルの耐久性を決めるひとつのポイントでもあると思いますので、納得出来なければ何度でも、慎重に測定し直します。
クリアランスもバッチリ決まりクランクシャフトの本組み終了です!
ピストンとコンロッドを組み付けます。
そしてクランクシャフトと同様にコンロッドのメタルクリアランスを測定、確認します。
ピストンにピストンリングを組み付け、シリンダーに挿入します。
前回お知らせしました様に、コンロッドボルトを伸び率で求めたトルクで締め付けます。
シリンダーブロック完成で~す!
各部のクリアランスもバッチリ決まり、納得の組付けです(^^)v
この続きは明日の記事でお知らせしま~す。
画像からでも丁寧な仕事が伝わってきますね。
チーフのおっしゃってた追い込みに期待してますよ。\('')/
こんばんは(^^)/
コメントありがとうございます!
はい、きっちり組ませて頂いてます、車輌側の作業も多数ありますので、段取り良く進めて行きたいと思いま~す。
随時お知らせいたしますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
チーフの説明は、理由が明確に解説されているので見ていて安心感と説得力がありますね。
私も日本に居れば、度々お邪魔して見学できたのに少し残念です。(もう少し早くブログ始めて頂けたらな~)
では、ヘッドと補機類も頑張ってくださいね。
ありがとうございますm(_ _)m
そう言って頂けると非常~に嬉しいです(笑)
説明もどこまでどうしていいのかかなり悩みながら書いていますけど、一番は、真剣に1台1台のエンジンにのめり込んで突っ込んで組んでいる様子が少しでも伝わってくれる事を祈って書いてます。
今日もご来店頂いてありがとうございました!
少し乗っていただいて、フィーリングと音を気に入って頂けた様で良かったです(^^)v
早く踏みたいですね~!お互いに。
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |