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今回はハイウエイスターR様 R34 GT-R 号の続報です。



今回は、ニスモサージタンク取り付け、インジェクター交換、フューエルレギュレーター交換、
によるリセッティングです。

セッティング結果



前回と同じブーストでの比較です。
ピークパワーにそれほどの大きな変化はありませんが、中間トルクがV CAMによって
引き上げられている所から更に増しています!
この差は実走、体感では明らかに感じられ、
ハーフやアクセルの踏み返しなどでの
レスポンスは前にも増して明らかに向上していました!

と、ここで............................
燃圧の点検も含めてブーストを0.1K上げてみると。
フルブースト、高回転で突然の急激な燃圧ドロップです..................(^^;
各部点検していきますと、機械的には問題はなく、フューエルポンプの電気的なトラブルでした!
対策として、電源、アースを高回転、高ブースト時に追加します。
常時フューエルポンプ回転全開ではなく、純正のフューエルポンプ制御はそのまま活かし、
アイドリング等でのリターン不足による燃圧上昇や、一般走行時での燃温上昇、フューエルポンプの早期劣化、
などのトラブル回避の為に追加の制御をF-CON V Proにより
回転、ブーストの条件で制御して行きます。

すると..................



燃圧も高回転までキッチリ安定しました!
この領域はタービンの耐久性を考えると常用域ではありませんがもし何かが起こり、
少しでもブーストが上がってしまった時に今回の様なトラブルを発見出来ていないで、
エンジンブローなんて言う事にもなりかねませんので、その為の安全マージンの確認と点検です。

実走行でも低中速のトルクに加えレスポンスも良くなっていますので更に気持ちよく
踏んで頂けると思います(^^)v
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今回はハイウエイスターR様R34 GT-R号です。

車輌はこちら


今回ニスモサージタンク、調整式フューエルレギュレーター取り付け、インジェクター交換で入庫されました。

ニスモサージタンク


ニスモ製サージタンクです、今回バフ掛け磨きを施しました。
また磨きの上からクリヤー塗装もされていますのでアルミの腐食などには強くなっています。

比較


形状、容積、吸気管長、などの変更や、マニホールド入り口部のファンネル形状などにより効率向上を狙います。

インジェクター、レギュレーター


ニスモ555ccインジェクターと調整式レギュレーターです。

サージタンク取り付け




サージタンクを交換していきます。
エンジンルームのスペースはR32,33,34と余裕がだんだん出て来ていますがそれでも交換はなかなか大変です(^^ゞ




無事取り付け完了です、この後セッティングをして行きます。

ちなみに............
この車輌は前回HKS V CAM SYSTEM STEP1 を組み付け、F-CON V Proにてセッティングをして頂いています。

ご紹介



こちらは通常ブーストアップ時とV CAM SYSTEMを装着後の比較グラフです。
特に注目なのはトルク特性の変化で、低中速の苦手なRB26の弱点を見事に補っています!
R34ノーマルタービンでのV CAM装着(STEP1 TypeAはカムシャフト交換のみです)は低速トルクの立ち上がりのすばらしさを引き出せるので、なかなかベストマッチだと思います。

この状態からサージタンク交換後のセッティングを行いますが、どのような特性変化が見られるか楽しみです
(^^)v

今回は一ノ瀬様JZS161アリスト号です。

エキゾーストハウジング交換後のセッティングです!


今回はエキゾーストハウジングを15cmから18cmへ変更し高回転域を伸ばす為の仕様変更です。

セッティング結果

同じブーストでの前回との比較のグラフです。
ハウジングが大きくなった分立ち上がりは少し高回転よりですがピークは伸びています。
この時点でブースト1.6Kでした、ここからブーストを上げてみると.........................

んっ?

おぉ~っと!!!
なかなか出てこない画面に!
測定不能です..............................(^^ゞ
この車輌は純正オートマの強化です。
ここまでの測定は3速での測定だったのですが、ハブトルクが許容トルクオーバーになってしまいました(^^;

設定変更

その為設定を4速にして測定して行きます、ブーストも上げられセッティングは出来ますが、
今度は許容ハブ回転数を上回ってしまい回転が回しきれません、
この段階でパワー785.9PSトルク95.2Kでした、
実際は7000rpm前後回りますのでパワーは800PSに届いているのではないかと思われます。
今回の変更点で、思惑にピッタリはまる特性変化を得られました(^^)v

そして...............
ご本人から某所にて念願の○○○kオーバーを14kも上回ったと言うご連絡を頂きました!
7000rpm時の速度だそうです。
ロックアップが若干滑っているのか計算よりは少し速度が足りませんが、充分過ぎる記録だと思います。
おめでとうございます(^^)/^

今回は佐藤様BG5レガシー号の作業続報です。

インジェクター洗浄


まず車輌よりインジェクターを取り外しました。
フィルター、先端などかなり汚れています!

ASNU


インジェクターをセットし、スプレーパターンを見ます。

吐出量


各インジェクターの吐出量の差を見ます。

洗浄


洗浄液にて超音波洗浄します、そしてスプレーパターン、吐出量を再度確認します。
インジェクターのフィルターも交換しオーバーホールします。
古くなった物などは吐出量のバラツキや噴射の仕方がおかしかったりする場合がありますので
インジェクターの洗浄、点検は是非お勧めします。

バキュームホース



これだけの劣化したバキュームホースをシリコンホースへ交換します。

エンジンルーム



EVCが取り付けられ、エンジンルームも綺麗にまとめられ完成です(^^)v


今回は高橋様ストリーム号です。

車輌はこちら


マフラー取り付けと言う事で入庫されたのですが、取り付けようとすると
ん?.......................
取り回しが全然合いません???????
オークションでストリーム用として購入されたそうですが型違い?
なのか取り付けられません(T T)
急遽ワンオフ(テールサイレンサー以外ほとんど使えません)製作になりました。
また触媒後からの製作という事で三角フランジをステンレスで切り出しワンオフ製作しました。

マフラー製作




ほぼワンオフでマフラーを製作しました、取り回しのスムーズさは勿論ですがノーマル部分の吊るしのゴムの弱さからくるマフラーの上下左右の振れで周りに干渉等しない様にワンオフステーを製作しました!
せっかくご購入された物を、活かして使えるようにしっかり製作させて頂きました。

テールエンド



インナーサイレンサーも装着可能です、音量調整もしっかり出来ます。
バンパー加工も終了し完成です(^^)v
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