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榎本様260RS号の製作状況その4で~す(^^)/

補器類組み付け完了です!



タービンはT88-34D、大容量サージタンク、
インフィニティー用90Фシングルスロットル、
トラスト大容量フューエルデリバリー、等です!



また、加速G等でシリンダーヘッド後ろ側へ偏って溜まってしまうオイルを積極的にオイルパンへ戻す為に取り出しアダプターからホースを1本引いています。

いよいよ車輌へ搭載されます!

エンジンルーム


こちらもまた搭載前にエンジンルームを綺麗に磨いていきます!

また進み具合をお知らせしま~す(^^)/

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今回はここの所続いてますNurエンジン製作の最終回です(^^)/

いよいよ車輌に載りました!


やっぱりゴールドのエンジンカバーはなかなかいいですね!
エンジンカバーとサージタンクの色が違うだけで随分雰囲気が違うものです。



HKS FULLパイピングKITが組まれました!
このKITによってレスポンス、パワーに大きな差が出ます。
お勧めパーツのひとつです。



インタークーラー(トラスト3層)、オイルクーラー(トラストオイルエレメント移動式)が組まれました!
オイルクーラー無し、インタークーラーノーマル車でしたが、出力UP&サーキット走行には必需品です!




全て組み上がりいよいよ完成です!
これから長い長~いストレス?(笑)の旅、慣らし(1000km~1500km)がやってきますね!
踏んじゃってもいいですか?なんておっしゃってましたけど駄目で~~す!!!
我慢、我慢です(^^ゞ
頑張って下さ~い、その先には笑いが止まらない世界が待ってますから(^^)v

今回はエンジンオーバーホール中の田口様FD3S号です!

車輌はこちら


冷却水が減ると言う不具合で入庫されました。
点検した所、エンジン本体や、ウォーターホース等からの漏れはなくエンジン内部で漏れがあり冷却水を燃焼してしまっているのではないか?と言う事でエンジンをバラして点検する事になりました!



エンジンが降ろされました。これからバラしていきます!



13B-REWはインテークマニホールドの下にブーストコントロールや、その他各部を制御するソレノイドとバキュームホースがたくさんあります。
エンジンの熱によりバキュームホースが3枚目の写真の様に硬化して割れてしまう事が多いのですが、このエンジンは特にひどくホースを外そうとしてちょっと触っただけで簡単に割れてしまう状態でした。



補器類を外していきます。ウォーターホースも硬化していました、漏れはありませんでしたが交換します。
排気ポートからの排気漏れもひどい状態でした。



タービンを外した所、フランジにクラック(ヒビ)が入っていました。またエキゾーストマニホールドにもクラック(ヒビ)が入り、フランジ面が反っていました。




こんな感じでエンジンがバラされていきます。
ローター廻りの各シール類を外しながら場所ごとに分けて保管していきます。



バラしていくと、ローターオイルシールのインナー側が抵抗もなく外れてしまいます。(通常ローターオイルシールはOリングの張力でオイルシールをサイドハウジングに押し付けているので簡単には外れません)※手に持っているのがローターオイルシールです。
また、溝へのカーボン堆積によってシーリングラバーが切れていました。(シーリングラバーは水路とハウジングの間をシールしています)この状態がサイドハウジング4面全てで起こっていました。
これらの事から、ローターオイルシールのOリングの劣化によってオイルをシールできなくなり、過大なオイルを燃焼してしまい、堆積したカーボンによってシーリングラバーが押し切られて、冷却水をシール出来なくなり燃焼していた。と言う流れが推測出来ます。
やはり当初の予想通りエンジン内部で冷却水の燃焼が起こっていました、これにより冷却水が減ってしまっていたと思われます。



ローターハウジングも、シール出来ていないオイルと冷却水の燃焼によってこんな事になっちゃっています(泣)
この為アペックスシールの接触面にも傷が入っていました。
また、シール出来ていない冷却水がオイルと混ざりオイルパン内で白濁してしまっています。



そして、バラしていきながらローターサイドシールとコーナーシールの間のクリアランス、サイドハウジングの段付き磨耗を測定します。どちらも限度値を超えてしまっていました。

確認した不具合部分を直し、各部をきっちりクリアランス調整した強化リフレッシュエンジンを作っていきます。

そちらの続報はまた紹介していきま~す(^^)v

今回はやりた様R32 GT-R号 Nurエンジン製作状況の続報で~す!

サージタンク廻り組み付け


通常R32のサージタンクは黒い塗装がしてあるのですが、古くなってくると塗装が剥がれてしまい、まだらになってしまいます。
このサージタンクも塗装が剥がれている状態だったので塗装を完全に剥離してアルミ地にしました。
R34は始めから塗装はなくこの状態です。
今回エンジンカバーがR34Nur Specのシャンパンゴールドと言う事もあってこちらの仕様にしてみました。
またエアホースはシリコンホースへ交換し、ウォーターホースはこの機会に全て新品にしました。

エキゾーストマニホールド加工
今回はノーマルエキゾーストマニホールドを使用するので加工が必要です。


まずこの2枚を比較して欲しいのですが、上側がタービン側フランジで下側がエキゾーストマニホールドのフランジです。
エキゾーストマニホールド側のポートはノーマルタービンに合っている為にHKS GT- 2530 のタービン側よりも小さいんです。
この段差をなくす為にエキゾーストマニホールド側のポート削って加工します。※ニスモ仕様やN1仕様のエキゾーストマニホールドのポートは始めから大きくなっています。

タービンのポートの大きさに合わせてエキゾーストマニホールドのポートを削っていきます。


エキゾーストマニホールド加工完了!


この段差を無くす事によってタービンのピックアップ、ブーストの立ち上がりが良くなります!


○アクチュエーター調整
(スイングバルブ開き始め圧力調整)
この調整はブーストコントローラーOFF時のブースト圧の調整です。(最低ブースト)


スイングバルブにダイヤルゲージをあてて、スイングバルブの開き始めの圧力をブースト計で確認します。
スイングバルブの開き始めの圧力をどの位に調整すれば、ブースト圧がどの位になるかは今までのデータがありますので、それを元に調整します。


○タービン同調調整
RB26アクチュエータータイプツインターボはブーストコントロールを前後のタービンで個々に行っています。
RB26の場合タービンを回す排気圧力に前後差があるので、上記のアクチュエーター調整を前後均等に行ってしまうと片側のタービンの回り始めが遅くなってしまいます。
その為、片側のタービンのスイングバルブの開き始め圧力を高くしてあげると、前後のタービンの回り方の同調が取れます。
こちらも上記同様、データを元に差を調整します。
※上記どちらの調整もここでの数値は目安です、最終的にはセッティング中にブースト圧、排気圧力を見ながら調整していきます。

タービン取り付け


排気圧力を見る為の取り出し用アダプターを穴あけ加工して取り付けます。

タービンアウトレット


排気干渉を防ぎ、容量を稼ぐ為にタ-ビンアウトレットを交換します。

エキゾーストマニホールド遮熱板


エキゾーストマニホールドの遮熱板の錆がひどかったので磨いて耐熱塗装しました!

サージタンク、タービン廻り組み付け完了です!


いよいよ車輌へ搭載されます!

エンジンルーム



エンジンルームはエンジンが降りた時にしか磨けない箇所が多数ありますので、エンジン脱着時には必ず磨き仕上げをしています。
実際この車輌も色が白と言う事で汚れが目立っていましたし、かなり汚れていました。
ただ降ろして乗せるだけではなく清掃時に各部の漏れや劣化なども発見出来ますので実施しています。

また進み具合をお知らせしま~す(^^)v

引続き、榎本様ステージア260RS号の製作状況その3で~す(^^)/



昨日シリンダーブロック完成まで進みましたので、まずオイルパンを組み付けます。
車輌に掛かるGでエンジンオイルの油面が片寄り、オイルが吸えなくなったり、油圧が低下する事をオイルパンバッフルに付いているフラップによって防ぎます。



オイルパンに付いている、フロントデフのカバーが、デフオイルの容量増しの為に大きくなっています。
オイルパン取り付け完了です!



シリンダーヘッドが載りました!
カムシャフトの締め付けも、クランクシャフト同様、ナットでカムシャフトを締め付けるスタッドボルトタイプです。※スタッドボルトタイプについては<RB26エンジン製作中2>をご覧下さい。
ここから、バルブクリアランスを調整していきます。



HKS STEP2カムシャフト、HKS調整式カムスプロケット、トラスト強化タイミングベルトを組み付けました。(カムシャフトはインテーク、エキゾースト共に、作用角280°リフト量10.2mm です)




バルブタイミングを調整、確認します。



シリンダーヘッドカバーを取り付け、イグニッションコイル(スピリットファイヤー社製)を取り付けます。
点火系の強化にあたってイグニッションコイルの強化は、必須です!



エンジン本体完成です!
これからサージタンク、タービン廻りを組んでいきま~す。その模様もまたお知らせしたいと思います(^^)v

※今回の記事の作業内容の詳細はNurエンジン2でご紹介させて頂いた内容と同じですので、そちらをご参照下さいm(_ _)m

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