ドライビングポジション！

今回は内田様S153シルビア号の作業状況のお知らせです。

http://fc3sdrag.blog.shinobi.jp/Entry/192/
http://fc3sdrag.blog.shinobi.jp/Entry/210/

今回はドライビングポジションの適正化です。
オーナー様の体が小さい事から以前クラッチペダルを延長加工して位置を変更したりもしました。
そしてボンネットを後ろ側に熱気を抜く為のルーバーがあるタイプへ変更した所その部分が盛り上がっていて前方視界が正常に得られないと言う不具合が起きてしまったので対策をしました。



シート位置を上方と前方へ移動する為のサイドステー、またその際にシフトレバー位置を移動させる為のソリッドタイプのレバーを購入しました。








しかし！！！車輌に取り付いていたシートレールはサイドステーと左右のレールまで一体になったタイプなのですがこのシート移動サイドステーはセパレートタイプのサイドステー別体タイプのレール専用だった為取り付きません（Ｔ Ｔ）
急遽一体のサイドステー部をカットして位置出しをして溶接取り付けして行きます。




これによりシート位置も最適化されドライビングポジションも無理のない状態になりました、身長の低い方や女性はどうしてもどこかに無理のある状態で運転されていると思いますのでこの加工はかなり効果的だと思います。合わせてシフトレバーの方のフィーリングも良くバッチリでした！
まずは乗り方云々よりも運転しやすい体勢と目線を作りましょ～！
（＾＾）ｖ
 

ニューマシン2！

今回は伸澤様FC3S号の作業状況のお知らせです。
http://fc3sdrag.blog.shinobi.jp/Entry/233/





こちらいよいよ搭載エンジンが降ろされました！
今回箱替え作業をしていますが移植して載せかえるエンジンもリメイクして行きます。
走行会走行後からエンジンの調子がおかしいと言う事で入庫されたのですがエンジンの圧縮測定をした所フロント側の低下が見られました。










そしてエンジンをばらして行きますが各部よく点検しながらのばらしになります。
するとフロント側のアペックスシールの1本が折れていました。こちらは現行ノーマル2ピースのアペックスシールを組み込んでいました。圧縮の低下はこれが原因でした。
この後各部点検測定をして使用可能、不可能なパーツをを判断していきます。
そして仕様変更のエンジンリメイクへ入って行きますがその模様はまたお知らせします。
（＾＾）ｖ

グレードアップ7！

今回は細田様HCR32 typeM号の作業状況のお知らせです。






ご依頼を頂きました追加の作業をして行きます。
リヤメンバーにウレタンタイプのカラーが入っていたのですが、へたってつぶれてしまっていたのでオリジナルのアルミのリジットカラーを取り付けます。
またトラストエレメント移動式の13段オイルクーラーを取り付けます。
この後各部仕上げに入って行きますがその模様はまたお知らせします。
（＾＾）ｖ

ミッションブロー＆LSD！

今回は内田様S153シルビア号の作業状況のお知らせです。





セッティング終了後、確認とフィーリングに慣れてもらう為に某テストコースへオーナードライブで踏みに行ったのですが3速全開一定負荷時にミッションブローしてしまいました（Ｔ Ｔ）
ミッションは中古で持ち込まれたOS5速クロスを搭載したのですが、ばらしてみた所カウンターの3速ギヤが飛んでしまっていました（＾＾；
逝き方から見てパワーやトルクで壊れたのではなく、相当酷使された上での疲労の蓄積からだと思われます。
このパーツはただではなく購入されたものですので中古パーツの当たり外れの怖い一面ではあります。











そして今回ミッションの方はいろいろ考えた結果S14の中古ミッションになりました、また中古ではあるのですが走行距離、搭載車輌、と出来るだけ出所のはっきりした保障付きの物を選びました。
強度や耐久性は社外のクロスミッションを搭載したい所ですが予算の面や、この車輌は今回一からの乗り込みになる事もありますので予算も含めていろいろ余裕が出て来てからステップアップして行く方向を選びました。
また、一緒にLSDの仕様変更をします。もともとやみくもにイニシャルアップされた2WAYのLSDが4.3のファイナルに組まれていましたが今回クスコのRSを効き方、イニシャルトルクを調整して組み込みます。
ギヤ比も含め走りやすい方向にセットアップ出来てると思いますので楽しみです！
（＾＾）ｖ

クラッチブロー2！

今回は吉田様180SX号の作業状況の続報です。

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前回ご紹介いたしましたが、クラッチカバーによってミッションのベルハウジングが破壊されてしまったので交換して行くのですが取り付いていたミッションは音も出ていて程度が悪かったのでハウジングと共に中身の方も交換します。
ただハウジングを交換するだけではなく洗浄、各部点検をしてきっちり組み付けて行きます。






そしてクランクシャフトのリヤ側のオイルシールからオイル漏れをしていたので交換します。
またクラッチカバー、取り付けボルト、ボルトワッシャー、レリーズベアリング、などを交換してミッションを載せて行きます。
フライホイール、クラッチディスクは点検の結果問題はなくOKでした。
走行点検でのクラッチ、ミッションの調子も良くバッチリでした！
（＾＾）ｖ