グレードアップ4

今回も引き続き細田様HCR32 typeM号の作業状況の続報です。




シリンダーヘッドを載せ、カムシャフトを組み付けて行きます。

ウォーターポンプ


N1ウォーターポンプを組み付けて行きますが、M6の取り付けボルトの穴が長穴になっていて水漏れが起こる場合があるのでデブコンで穴を埋めて取り付け穴を開け直して取り付けます。




そして、タイミングベルト、アイドラーとテンショナーを新品に交換します、取り付いていたベアリングは回して音が出るほどひどい状態でした。




調整式カムスプロケット、タイミングベルトを組み付けバルブタイミングを調整します。




そしてカムカバーを組み付けエンジン単体完成です。
この後補器類を組み付けて行きますがその模様はまたお知らせします。
（＾＾）ｖ

グレードアップ3

今回は細田様HCR32 typeM号の作業状況のご紹介です。




R33ミッションスワップです。シャフトが太く、ギヤ等も大きく、強度が上がります。

スピードメーターピニオン



R32と33ではスピードメーターピニオンがワイヤーによる機械式と電気式とで違うのでGT-R用のピニオンを加工して取り付けます。
取り付けの向きの変更やギヤの脱落防止の抜け止め等の加工もします。

プロペラシャフト


プロペラシャフト1軸を、R33の先端とR32の後ろ側を使用して溶接加工してバランス取りをします。

以上駆動系の作業内容のご紹介でしたが、エンジン廻りの作業内容についてまたご紹介します
（＾＾）ｖ

メンバー＆アンチラグ4！

今回は保泉様180SX号の作業状況の続報です。

ソレノイド


今回はアンチラグシステムの製作取り付けです。エアーバイパスの為のソレノイドを装着します。

エアーバイパス




アンチラグ作動時のバイパスエアーの通路製作の為パイピングとサージタンクへパイプを溶接取り付けします。





システム製作完了です、この後配線廻りの製作、セッティングをしていきます。
そちらにつきましてはまたお知らせします。

ラジエターリザーバータンク



こちらはラジエターリザーバータンクを他車種の物を使用して移動取り付けしました。これには思惑があり仕様変更しましたが結果につきましては走行チェック後にお知らせしたいと思います。
（＾＾）ｖ

劣化！

今回は斉藤様180SX号の作業状況のお知らせです。




今回はエンジンが吹けないと言う事で入庫されました、乗ってみると確かに5000rpmから急にエンジンが重くなり吹けません、フューエルカット？している様な、にしては緩やかな様な感じでしたので点検のために簡易的に燃圧計を取り付け走行してみるとみごとに症状に比例して燃圧がドロップして行きます。
と、言う事でフューエルポンプを外してみると..................
う、う～ん（＾＾；想像を絶する状態に！
もの凄い錆び方をしています、画像の塊なんかも錆なんですがとにかくもの凄いです！
ここまで腐っているのは始めて見ました、タンク内部を空にしてどれだけの間放置すればこんなになるのか..............


ちょっと分かりずらいですがタンク内部、朽ち果てています（Ｔ Ｔ）




燃料タンク交換です、今回は程度のいい中古を使用します。





フューエルポンプをニスモ大容量タイプへ交換し、フューエルフィルターをZ32用の容量の大きな物へ交換します。





そして錆が燃料廻り全てに回ってしまっていますので、燃料配管を洗浄しインジェクターも洗浄オーバーホールします。

その後走行点検しましたが綺麗に吹け、絶好調に戻りました。この車輌は中古で購入されてから間もないと言う事でしたが車輌保管状態によってはこの様な事態になっている場合もあり、一歩間違うとエンジンブローなんて言う事にもなりかねませんので皆さんもお気を付け下さい（＾＾）ｖ

切れ角アップ3！

今回は佐藤様180SX号の作業続報です！

切れ角アップした事によって干渉してしまうインナーフェンダー内のハーネスの移動をします。
こちらからハーネスを通し直します。

バッテリー移動



そして、インナーフェンダーの加工によってバッテリー搭載スペースが厳しくなってしまったのでバッテリーを後方に移動します、重量物の移動ですのでバランス的にも良くなります。
バッテリーケーブルも配線移動した穴の方から後方へ引いて行きます。

アライメント




こちらもまた4輪アライメントテスターでキッチリ調整して行きます、またエンドのピロ部の角度やナックル廻りの干渉具合も点検します。
これらで今回の切れ角アップ作業は終了です、この後15日の日光サーキットでのシェイクダウンでテストになりますが走りを含めいい結果になると思いますのでお楽しみに（＾＾）ｖ